モデルガンの買取|金属モデルガンを高く売るには
金属モデルガン
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まずはじめに
- プロローグ
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金属モデルガンとは
- (1)モデルガンの歴史
- (2)金属モデルガンの刻印について
- (3)52年規制後の変化
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モデルガンの売買について
- (1)モデルガンの種類について
- (2)買取に必要な準備はあるの?
- (3)よくある質問Q&A
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まとめ
- 最後に
1、まずはじめに
プロローグ
モデルガンには動作を楽しむ「カートリッジ式」と火薬を使った「発火式」があります。どちらもBB弾が発射できない観賞目的に含まれるため、サバイバルゲームを興じる方には見向きされないジャンルかも知れません。ですがモデルガンにはモデルガンの魅力があります。例えば本物さながらのアクションに火薬の破裂音。さらにはリアルに迫った重量と手触りなども魅力の一つではないでしょうか。
こちらではそんなモデルガンについて少しだけご紹介していきます。
2、金属モデルガンとは
金属モデルガンはトイガンの一種で銃器の外観や機構を模しており、発射機能を持たないものをそう呼びます。またこのモデルガンは発火式、非発火式と大きく分類することができ、材質に至っては金属製のものからプラスチック製のものまであります。また前者にあたる金属製のものは総称して金属モデルガンと呼ばれています。モデルガンの種類は多岐に渡り、拳銃・小銃・短機関銃・散弾銃のほか、様々なメディアに登場した架空の銃といったものまで幅広いラインナップがあります。
(1)モデルガンの歴史
モデルガンは60年代に登場しました。初めは輸入されたキャップガンを改良して販売しており、当時のリアルを模した造形は大きな人気を集めました。その後はモーゼル軍用拳銃やMGC製のワルサーVP-Ⅱなど国産モデルガンが発売されました。製造はMGCの独占市場でしたが65年以降には独自設計した各メーカーのモデルガンが販売されるまでに発展していきました。しかし71年、77年の法規制を経てそれまで主流だった金属製はプラ製へと転換、この影響でモデルガンのブームは下火となりました。
<80年代~>
発火性能の高いプラスチック製モデルガンや安価な組み立て式の登場したことによって、モデルガンは再びブームを迎えることになりました。その後も発展を続けメッキ加工の進歩や金属粒子を含んだヘビーウェイト樹脂の登場によって質感のバリエーションも増えていきました。
46年規制(1971年)
金属製の拳銃型モデルガンの銃腔を金属で完全に閉塞しすること、グリップを除いた表面全体を白色、または黄色に着色することが義務付けられた。
52年規制(1977年)
金属製モデルガンに使用できる素材に制限ほか、銃身の基部にはインサートを鋳込むことを義務付けられたほか、開店弾倉の前部にもインサートの鋳込み、薬室の隔壁には切れ目を入れて、銃身が交換できないようフレームと一体鋳造にすることを義務付けられた。この新たな規制に適合した製品には、メーカー組合によってSMGマークが刻印されている。
(2)金属モデルガンの刻印について
金属モデルガンの刻印は年代により異なります。1969年の行政指導による王冠マークや1975年の業界自主規制によるsmマークの刻印を経て1977年の52年規制以降はSMGマークが刻印されています。52年規制に適合しない金属モデルガンはハンドガンや長物などの種類に関係なく販売目的の所持が禁止されましたが、52年規制に適合する販売可能な金属モデルガンには業界団体が定めるSMGマークが刻印されていますので、弊社での買取にはSMG刻印が必須条件とさせていただいております。また経年劣化によって表面が銀色になったハンドガンタイプの金属モデルガンは46年規制に従い白色または黄色(金色)への再着色が必要です。
(3)52年規制後の変化
52年規制後は主要部分の素材がブリネル硬さ91以下の金属(亜鉛合金など)に制限されてしまいました。また内部の機構にも制限がかけられることになり違法改造ができないように加工されています。当時メーカーなどがこの規制に反対するため国を相手に訴訟しましたが全面的に敗訴になりました。金属モデルガンはこの規制後に衰退してそれに代わる形でABS製などのプラ素材が主流となっていきました。
商品案内
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3、モデルガンの売買について
(1)モデルガンの種類について
ハンドガンタイプ(リボルバー)
ハンドガンタイプ
短機関銃タイプ
ショットガンタイプ
ライフルタイプ
自動小銃タイプ
金属製モデルガン
フリントロック式
組み立て式キットモデル
高級モデルガンシリーズ
タイアップモデル
モデルガン(発火式、カートリッジ式ほか)の市場価値について
モデルガンの価値は様々です。発火式モデルでは【発火済み】か【未発火】かによって価値が変動いたします。またセンターファイア方式か、サイドファイア方式の違いによっても価値は変動いたします。市場ではファイア方式が人気です。また発火モデルは使用後のクリーニングを怠ってしまうと内部に錆などの症状が現れます。発火済みは価値が下がりやすいため定期的なメンテナンスをお勧めいたします。
非発火モデルは材質やメーカーによって価値は様々です。組み立て式などのほとんどは2万円以下で流通しています。また市場価値の高いメーカーでは「六研エラン」「ホビーフィックス」などがあり、高いものでは一丁で数十万円(販売)になるものもあります。
(2)買取に必要な準備はあるの?
素材・色・形状・刻印は大丈夫ですか? <*以下に該当するものは買い取れません>
①素材・・・銃腔に相当する部分を金属で完全に閉そくしていない、全体が白色または黄色でない金属製
②色 ・・・①と同様。全体が白色または黄色でない金属製のモデルガン(*長物は除く)
③形状・・・インサートがないもの、銃腔が塞がれていないもの
④刻印・・・SMG刻印がない金属モデルガン、SMG刻印がないモデルガンの分解したパーツ類も同様
カメレオンクラブ+スペースブキヤではお客様の大事なお品物を一点、一点、査定いたします。モデルガンを整理されたいときはお気軽にお問い合わせください。
(3)よくある質問Q&A
Q1:「SM」や「王冠マーク」の古いモデルガンは引き取りはできるの?
A:一部商品は銃刀法で譲渡禁止・所持禁止のものもあるため引き取りはできません
Q2:規制されているモデルガンを処分するにはどうすればいいのか? A:地域の生活安全課や市役所などにご相談ください。 Q3:ABSとHWと金属製の見分けがつきません。 A:ABS素材はアクリル・スチレンなどのプラスチック素材のため、つるつるとした肌触りです。HW素材はABS素材に金属粉を混ぜたもので重いのが特徴です。金属製・は銃腔が完全に塞がれていて(インサートではない)、全体は白色又は黄色になります。 いかがでしたでしょうか。ほんの一部ではありますがモデルガンについてご紹介させていただきました。
4、まとめ
最後に
リアルを追及したゆえに犯罪の道具として使われ、そしてその対策としての規制が入りと、幾度と苦労を重ねてきたモデルガン。現在に至るまでの進化と過程、さらにはその存続に至るまで、すべては各メーカーの情熱と愛好家たちによって支えられてきたといっても過言ではないでしょう。モデルガンの紹介はこれで以上になりますが、これを機に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
カメレオンクラブ+スペースブキヤでは販売はもちろんのこと、お客様の大事なモデルガンをお買取りしております。ご用の際には是非ともお気軽にお問い合わせください。